毒になる親
超有名なアダルトチルドレン御用達の本。
今まであえて読まないでいた本を読んだ。
正直、新鮮さはなかった。ほとんど「自覚」していることだったから。
経済的に親から離れた今なら、向き合って、変われるんじゃないかと思った。
でも、なにも変わらない。
仕事は理不尽で満ちていて、三年も続く気がしない。
三年後にどうなるアテもない。
色々と環境を変えて、変わろうとしているんだけど、難しい。
親と対決なんてできやしない。
最近、知り合いばかりが「かさんで」いる気がする。
親しい人なんてそうそうできない。
集団の中の私は、一人一人にとっては単なる背景でしかない。
居なくなってもいいなって思う。
居ない方が良いのかなとも思う。和を乱してしまうから。
そう思うと、どんどん居場所がなくなっていく。
自分が存在する根拠を、他人に求めようとするから。
いつも苦しくなる。
無能な狂人に価値はない。
狂人は治りそうにないから、なにか一芸でも身につけなきゃ生きていけそうにない。
しかし一芸を身につけられる自信もない。
だれか、無条件に私を愛してくれないかな。
他人から愛されることで、存在することを許されようとする。
結局私は、一ミリも前に進めていない。
やりきれない。