絶対エアコン使わないマンとアトピー・ぜんそくっ子の相性は最悪【夏編】
汗はアトピーの敵です。
正確には、汗を流すこと自体は体に良いのですが、ジメジメした肌と湿った服のままで長時間居ることが良くないのです。自分の汗がかゆみの原因になるとは驚きですが...苦笑
夏場の熱帯夜となるとシャワーを浴びても汗がとめどなく吹き出てきます。解決策は、汗を洗い流して清潔を保ち、体感温度を下げるしかありません。
冬編でも触れたように、我が家にはエアコンがありませんでした(実際には1機あったのですが、使うことは禁止されていました)
扇風機だけではとても凌げません。
汗で全身が常に痒かったです。つらい。
でも、本当の地獄は夏場の夜です。
タバコと暑さの二重苦
夏の夜、父が家に帰ってくる日は、心が憂鬱になります。
耐え難い暑さと共に、汗が吹き出し、全身を痒みが襲います。
保冷剤で冷やしてみたり、扇風機を当ててみても痒みは収まりません。
少しでも涼を求めて窓を開けると、父親が隣室で吸っているタバコの煙がすべて部屋に流れ込んできます。たちまち煙が部屋に充満し、今度は咳が止まらなくなります。喘息気味の時だと大変です。
息をしようにもタバコの煙で咳き込んでしまいます。酸欠で朦朧とする中、なんとか寝ようとしますが、止まないかゆみが全身を襲い、寝ることもできません。体の内側からも、外側からも蝕まれてゆきます。
心はすり減り、眠れぬまま朝を迎えます。
何日も、そして何年も、そんな夏を過ごしていました。