サイト作ってみました
サイト作ってみました。
今までずいぶんと怪我をして、塞ぎ込んだり落ち込んだり失敗を繰り返してきました。
そして何もなくなりました。
もう失うものも、背負っているものもないので、人様に迷惑をかけない範囲で自分のやりたいことをやってみようと思います。
少しづつ、少しづつ 。
前に進めますように。
名前が覚えられない
一月ほど前からシェアハウスに住んでいる。
70人ほどが暮らすシェアハウス。一見、アスペ気味でアダルトチルドレン、協調性皆無の私がここで住むのは自殺行為だ。
でも、じつは思ってたよりは順調?だったりする。
私は人との距離感が掴めない。遠慮の仕方がわからない。だから初対面の会話を怖がることがない。(相手が目上でも緊張は全くしないし、敬う気持ちがないからまぁ失礼な奴だ)
それがうまいこと回るパターンだと、なんとなくぬるっと輪に入れる。
これだけ人がいると、各個人と遭遇する頻度は低い。「人が居る環境」の隅っこに居る、という状況が作りやすい。
のちのち深く知り合うと上手くいかなくなるんだけどね。
はじめましてから一ヶ月経って、ゴールデンウィークを迎えるころに露呈する問題がある。
私は1人もフルネームを覚えていない。
苗字を覚えたのも…4人だ。
人と目を合わせるのが苦手で、なんとか声や仕草で個人が判別はできるものの、名前は本当にむずかしい。
覚えようという意欲もあまりないが、意識しなければ自然に覚えることはほぼない。他人への興味が少ないのかもしれない。
リビングで、いろんな人が話してる時、気分は猫。
居るだけ。ざわざわした空気感を髭で感じて、ごろごろする。
その距離感がいいんだ。
こりゃ覚えられそうにないわ。
奴隷船の乗り心地
真綿が敷き詰められた奴隷船、あるいはサーカスの綱渡り。
奴隷船で死ぬことはないけれど、少しずつ足が腐ってゆく。
うっかりではない。
実のところ、強引に、かつ意図的に奴隷船から抜け出した。
はじめて地に足がついたようで、ざらざらとした感覚が気持ち悪い。
責任だとか、義務だとか、権利だとか、どーでもいい。
公共の福祉なんて知ったことじゃない。
初めての感覚なんだ。
まだよくわからないんだ。
ただ一つ確実に言える。もうあの船には乗らない。
足は腐ってないか?
頭はどうだ?
走るとはどんな感覚だろう。
物心ついた時から、蜘蛛の糸の上を綱渡りしているみたいだった。
いつぷつりと切れるのか。
落ちたらどうなるのか。
…どこまで落ちるのか。
全てが不安だった。
ここが落ちた底なら、なんだ、奴隷船よりマシじゃないか。
「奴隷船の乗り心地は酷いものだったよ」
そういってケロリと、笑える人になりたい。
毒になる親
超有名なアダルトチルドレン御用達の本。
今まであえて読まないでいた本を読んだ。
正直、新鮮さはなかった。ほとんど「自覚」していることだったから。
経済的に親から離れた今なら、向き合って、変われるんじゃないかと思った。
でも、なにも変わらない。
仕事は理不尽で満ちていて、三年も続く気がしない。
三年後にどうなるアテもない。
色々と環境を変えて、変わろうとしているんだけど、難しい。
親と対決なんてできやしない。
最近、知り合いばかりが「かさんで」いる気がする。
親しい人なんてそうそうできない。
集団の中の私は、一人一人にとっては単なる背景でしかない。
居なくなってもいいなって思う。
居ない方が良いのかなとも思う。和を乱してしまうから。
そう思うと、どんどん居場所がなくなっていく。
自分が存在する根拠を、他人に求めようとするから。
いつも苦しくなる。
無能な狂人に価値はない。
狂人は治りそうにないから、なにか一芸でも身につけなきゃ生きていけそうにない。
しかし一芸を身につけられる自信もない。
だれか、無条件に私を愛してくれないかな。
他人から愛されることで、存在することを許されようとする。
結局私は、一ミリも前に進めていない。
やりきれない。
可愛いふりしてあの子
まあ、かわいくもないんですけど!
当たり障りのない関係のあの人が、突然
「あなた、見かけに反してけっこうエグいもの抱えているのね」
なんて言うから。ドキドキして一日中落ち着かなかった。
何がバレたんだろう?
何も言っていないはずだけど。どこまで知っている?
いっそ全部暴いて欲しい。
狂気や殺意の底の底まで見えたなら、なんて言うかな。
「なんだ、たいしたことないじゃない」
なんて言うのかな。
知られることは怖くない。
逃げ出されたら嫌だけど。
ね、どこまで知りたいのかな。