2017-06-05 人は賽子と同じで アダルトチルドレン 今の話 1歩前に進もうとするたび、1000の無力感が私を襲う。 どうせ何もできやしない。 何したって無駄だ。 結局失敗するんだ。 今まで、親の声一つですべてを諦めていた。 親の顔色ひとつで意思を折った。 人は賽子と同じで自らを人生へと投げ込む サルトル先生のことば。 手足を縛られて、人が振った賽子の目のとおり転がるだけなら、私は人じゃないのかもしれない。 ようやく手を取り戻した。 私にも、自分を人生に投げ込む自由がある。 それはきっと、苦しくても幸せなこと。