税込39円のうちわけ〜アダルトチルドレンの克服日記〜

20代のひとりっ子アダルトチルドレンが、過去を振り返ったり、今を綴ったりします。

人は賽子と同じで

 1歩前に進もうとするたび、1000の無力感が私を襲う。

どうせ何もできやしない。

何したって無駄だ。

結局失敗するんだ。

 

今まで、親の声一つですべてを諦めていた。

親の顔色ひとつで意思を折った。

 

人は賽子と同じで自らを人生へと投げ込む

 

サルトル先生のことば。

手足を縛られて、人が振った賽子の目のとおり転がるだけなら、私は人じゃないのかもしれない。

 

ようやく手を取り戻した。

私にも、自分を人生に投げ込む自由がある。

それはきっと、苦しくても幸せなこと。