不安の海を漂うなら
不安が波のように押し寄せて、叫びたくなります。
不安の原因を素因数分解してひとつひとつ確かめたのならば、気持ちの整理もできるのでしょうか。
ただ、追い詰められると、その「余裕」すらなくなってきます。
不安、不安、不安。
森田堂子を聴いて気持ちを紛らわせるのもそろそろ限界です。
森田童子 『ぼくたちの失敗』 Full歌詞 hanahana
じゃあ、いったい何がそんなに不安なのか?
今いちばん問題なのは何か?
解決策は?
「何が原因なのかもわからないけどなんとなくどうしようもなく不安」。自分でも笑っちゃいます。
おそらく、具体性に欠けること、漠然とした不安がいくつも重なっている状況こそが、一番の不安の原因ではないかと、余裕のない頭で思っています。
- 引っ越しの準備を誰にも頼れないことが不安
- 引っ越しに伴い慣れていた家具を手放す寂しさ
- 馴染んできた街を去る寂しさ
- 引っ越し先でうまくいくか不安
- 少し高くなる家賃でしっかり生活していけるか金銭面の不安
- 今の職をやっていけるのか、仕事への不安
- 将来への漠然とした不安
- 卒業式にちゃんと出られるか不安
- 両親の離婚がどうなるのか不安
- 祖父母たちがどちらの家を優先するのか迫ってくるストレス
- 祖父母たちが社会人になったら金を送金しろと言ってくるストレス
- 父親が母の悪口を言ってくる、自分の被害者アピールをしてくるストレス
- 父親が「あとは自分で勝手に生きていけ」などと言ってくることへの不信感
- 母親が自分のやっているボランティア活動に私を強制的に巻き込もうとすることへのストレス
- 母が(私とは一度も将来のことなど話しもしないのに)従兄の将来ばかり心配して気を揉んでいることへの不信感
- 緊急を要するメールを一週間以上無視していた母に対する不信感
- 自分の子供の卒業式より学童保育のパートを優先する母への不信感
- 不安を相談できるほど信用できる相手がいないことへのストレス
- 大学の人に卒業式で会わなければいけない不安
- 謝恩会に強制参加になることへの不安
- 仕事に必要な資格試験に合格できるか不安
ざっくり書き出してみると、どうやらこの不安の多くは両親と親族が与えてくるストレスに起因するようです。そして解決策は、不安を人に聞いてもらうことみたいです。
週末に旧友にあったら、不安のしっぽを見せてみようかな。
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浅瀬でも、人は溺れます。早い水流に飲まれたり、小石に躓いて転倒したり。大切なのは、パニックにならないこと。
落ち着けば、足がつくことに気がつけば、周りが見えてきます。
大丈夫。私が溺れている場所は、マリアナ海溝じゃない。