キンカンをアトピーの傷に塗り込むと...
地獄の気分が味わえます^^
あ、最初に言っておきますが、この記事でキンカンをディするつもりはありません。キンカンは正しい使い方をすれば、とても有用な薬だと思っています。
正しい使い方をすれば。
子供の頃、毎年夏休みになると母方の祖父母の家に預けられていました。彼らは基本的にいい人でした。私が反抗せず、「いい子」でいさえすれば。
彼らは頑固で、自分が正しいと思うことは絶対だと信じていました。
そして彼らは私の持病のひとつ、アトピーに対してとある「間違ったこと」を信じていました。
アトピーの傷口にキンカンを塗り込むと、アトピーが治る。
嘘です。治りません。
毎日風呂上がりに、頭から足まで全身の傷にキンカンをタップリ塗りこまれました。トンデモナイ痛みです。もちろん泣き叫んで逃げようとしました。すると祖父が私の体を抑えて、祖母が塗り込んできます。
「お前のためにやってるんだぞ」
「薬程度でゴタゴタ言うな、情けない」
毎日です。
逃げ場はありません。
ちなみに実家に戻ると、タバコとかゆみの地獄が待っています。
どこに逃げればよかったのか、
どうすれば良かったのか、
今考えても解決策が見えません。