税込39円のうちわけ〜アダルトチルドレンの克服日記〜

20代のひとりっ子アダルトチルドレンが、過去を振り返ったり、今を綴ったりします。

「世界にはもっと不幸な人がいるんだからあなたは不幸じゃない説」には異議あり

 

「世界には恵まれない人が沢山いる。食べるものや住む場所に困っている人がいる。そんな彼らに比べたら、あなたは恵まれていますよ。あなたは十分幸せなんですよ」

 

よくそんなことを言う人がいます。

こういった言葉を聞くたびに思うことは、

 

幸せって相対的なものなのか?

 

ということです。

AはBよりも金銭的に豊かである。しかしBは幸せである。ゆえにAも幸せである。

…こんなに人間って単純にできていないと思うんですよ。

 

喜びも、悲しみも、相対的なものではなく、絶対的なものであると私は思います。

 

日本に住んでいれば幸せでしょうか。住む家があって、生き延びられるだけの食料が与えられていたら幸せでしょうか。そんな「幸せ」な環境で、悲しんだり、苦しむことは許されませんか?

 

辛いものは辛いんです。

それでいいじゃないですか。

 

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いつも通る道でも、違うところを踏んで歩くことができる。
いつも通る道だからって、景色は同じじゃない。
それだけではいけないのか。
それだけのことだから、いけないのか。
 

私が一番好きな映画、「スカイ・クロラ」のセリフ。

 

今日、いつもと同じ道をお昼過ぎに通ったんです。

そしたら景色に白いのがいて。

モノトーンの車ばかりが通る道だから、とても新鮮だったんです。

 

生きているんだなぁ、って。

それだけのことです。